リハビリ

その肩の痛み、本当にインピンジメント?チェックすべき筋肉は?

先日、スタッフが訪問から戻ってくるなり

「腕が挙がらない…」

なんて言っておりました。

というわけで我々、セラピストは仲間も治療します。

疼痛部位は肩峰のあたりで、上肢を屈曲挙上や外転挙上で痛みが出てきていました。

こういった症状があると大抵は「肩関節周囲炎」。

いわゆる「四十肩」「五十肩」だなんて呼ばれる痛みなんじゃないかなと思いますよね。

しかし、実際に腕を動かした時に痛くても四十肩や五十肩ではないことも非常に多いんですよね。

そんな時、まずはどこの障害なのかを鑑別しなくてはいけないのでテストをします。

というわけで、今回は肩関節の整形外科テストを紹介しますね。

代表的な肩の整形外科テスト | 自費訪問リハビリのエポック

肩の障害でまず疑わなくてはいけないのは「インピンジメントの有無」です。

①Hawkins-Kenedyテスト

患者様の上肢を90度屈曲し、肘も90度屈曲にしてから、セラピストは患者様の患側の肩甲骨を抑えて、患側の肩関節を内旋させます。

この時に痛みを訴えるのであれば、インピンジメントの可能性が高くなります。

しかし、このホーキンス-ケネディエストはインピンジメントであることはほぼ間違いないということになりますが、どの組織なのかはわからないテストになります。

②EmptyCanテスト

EmptyCanテストは肩関節を缶が空であるかを確認するかのように、もしくは中身の入った缶を空にするかのように肩関節90°外転、30°水平内転位で前腕を回内しておきます。

その状態で上肢を挙上させて、セラピスは抵抗を加えます。

このテストでは棘上筋の損傷を調べますが、近年では棘上筋ではなく棘下筋のテストなのではないかという意見も出ています。

③肩関節外旋筋力テスト

肩関節外旋筋力テストは1stポジション、2ndポジションで行います。

3rdポジションでの検査もやって構いませんが、あまり意味はないでしょう。

1stポジションは脇に腕をつけた状態で肘関節を90°屈曲位にします。

2ndポジションは肩関節を90°外転位、肘関節90°屈曲位にします。

それぞれのポジションで肩関節を凱旋させて、セラピストは抵抗を加えます。

1stポジションで痛みが出た場合は棘下筋の上部繊維、2ndポジションで痛みが出た場合は棘下筋の下部繊維の損傷が疑われます。

④speedテスト/Yargasonテスト

speedテストは肘を伸展位のまま、前腕を回外位にします。そこから肩を90度屈曲し、セラピストは抵抗を加えます。

Yargasonテストは上司は下垂して、肘関節を少しだけ屈曲させております。前腕の回外をし、セラピストはそれに抵抗します。

この2つの痛みが出る場合は上腕二頭筋を疑います。

トリガーポイントも疑おう | 自費訪問リハビリのエポック

肩関節の検査は他にもありますが、上記の整形外科テストを行っておけばとりあえずは肩関節の損傷が起こりやすい組織は調べられるのではないでしょうか。

もしこれらの検査で痛みが誘発されて、原因となる組織がわかったとして、気をつけたいのがそれが必ずしも損傷や炎症ではないということです。

実は損傷ではなくトリガーポイントと呼ばれる筋硬結の可能性もあります。

トリガーポイントができているため収縮させた時にトリガーポイントが刺激されて痛みが出ることが非常に多いです。

またトリガーポイントの症状には筋力低下もありますので、実際にインピンジメントが起こっていたとしても、

そのインピンジメントを引き起こすローテーターカフの筋力低下もトリガーポイントだったということもあります。

個人的に特に多いのが棘下筋のトリガーポイントです。

関連痛パターンとしても肩の前面(特に上腕二頭筋腱が通る結節間溝)に痛みが出るのであれば、必ず棘下筋にトリガーポイントがあるかどうかを調べてみてください。

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