転倒の原因として屋内、屋外に関わらず段差・・・
それもちょっとした段差などにつまづいてというのが非常に多く見受けられます。
そんな時に
「つまづいてしまうのは脚が上がらなくなってきてるからですよ。しっかり太ももを挙げて歩きましょう~。」
なんて説明をよく聞きませんか?
もちろん、それも間違っているわけではないのですが、他にも挙げてもらいたいものがあります。
それが…
つま先です。
フットクリアランスとトゥクリアランス
みなさんは脚をまっすぐにしたまま歩くことはできますか?
無理ですよね。
足を地面から離すことができないはずです。
そうなんです。
人が歩くためには脚を曲げて、地面との間にゆとり(クリアランス)を作ってあげなくてはいけないんです。
これを
「フットクリアランス」
といって、その主役は股関節の屈曲になります。
だから、みんな「脚を大きく挙げましょう」と説明するんですね。
しかし、クリアランスを確保するのは股関節だけではありません。
膝関節と足関節も動かさなくてはいけないんです。
先ほども書いたようにフットクリアランスの主役は股関節です。
股関節を素早く振ることのですが、
この時に膝関節は股関節を振った勢いに任せて曲がっていくだけです。
なので、股関節以外でクリアランスの確保に重要なのが足関節になります。
では、足関節はどの動きでクリアランスを確保するのかというと
背屈
です。
股関節の動きや膝関節の動きで脚を挙げても
足関節がブラ~っと垂れ下がっていたらつま先が地面に当たってしまいます。
それを避けるために足関節が背屈しなければならないんですね。
この動きを
「トゥクリアランス」
と言います。
その足関節背屈の主役になるのが
前脛骨筋です。
前脛骨筋に対するトリガーポイント療法
なので、この前脛骨筋の働きを促してあげれば良いので
足関節背屈の運動をせっせせっせとやってあげても良いのですが
運動の前にぜひ試して欲しいのが
前脛骨筋に対するトリガーポイント療法です。
トリガーポイント療法というと関連痛が有名なため痛みや痺れに特化した治療法だと思われがちですが
トリガーポイントの症状の一つに
収縮不全による筋力低下があります。
なので、前脛骨筋のトリガーポイントをリリースすることによって筋力が回復して足関節が背屈しやすくなります。
これまでも前脛骨筋をリリースしただけでも
「最近、つまづかなくなった。」
と言う方はとても多かったですよ。
前脛骨筋のトリガーポイントの場所は
膝蓋骨の下端から4横指下
にあります。
そこで30秒から2分ほどじっくりと押し続けてください。
場合によっては関連痛として足背部や母趾に関連痛が出るかもしれません。
出てても神経圧迫とかではないので気にせずやっちゃってください。
本当にこれでつまづきが減りますので試してくださいね。
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