リハビリ

前十字靭帯損傷のリハビリテーション | エポック自費訪問リハビリ

【 解剖学コラム 】 膝内側側副靱帯(MCL)損傷

内側側副靱帯は膝の主要な靭帯の1つ。 強度は各関節の主要な靭帯の中でも 前十字靭帯の次いで高く、破断強度は800N近いです。 浅層繊維、深層繊維、後斜走繊維の3つがありますが、 深層繊維と後斜走繊維は ...

続きを見る

前十字靭帯とは

前十字靭帯は、

脛骨のほぼ真ん中から大腿骨の後外側につく靱帯で、

脛骨が前方にズレることや回旋することを制御しています。

前十字靭帯損傷の病態

受傷機転

スポーツで受傷することがほとんどであり

  • サッカー
  • バスケットボール
  • ラグビー
  • アメリカンフットボール
  • バレーボール
  • スキー
  • 柔道

などスピードに緩急があるスポーツに多く、

ダッシュ時の急な方向転換やジャンプの着地時、

他人と接触して膝を捻った時に損傷することが多いです。

症状

受傷直後は激しい痛みと出血。

ブチっという断裂音が聞こえることもあります。

受傷直後には関節内出血が約70%の人に起こり、

直後に動ける人でも時間の経過とともに腫れや痛みが強くなり、動けなくなります。

受傷から2〜3週間ほど経過すると、

関節内に溜まっていた血液が吸収されていくにつれて、

腫れや痛みも軽くなり歩くことができ、日常生活上は支障ない程度まで回復してきます。

前十字靭帯損傷の治療

日常生活は支障なく行えるようになったとしても、

前十字靭帯は関節内靱帯のため血液供給に乏しく、

元通りに回復することはほとんどなく、原則は手術が選択されます。

手術は再建術で半腱様筋腱や膝蓋腱の一部を使用する方法が主流です。

特に半腱様筋の再建術が多く、

膝の屈曲力はやや低下しますが、日常生活やスポーツで大きな影響もなく、

再生することも証明されています。

前十字靭帯損傷のリハビリテーション

手術後のリハビリテーションは、

安全な範囲でできる限り早くに膝関節の動く範囲(可動域)を回復させ、

大腿を中心とした筋力を回復させることです。

しかし、骨にあけた穴と再建靭帯が癒合するのに6~8週、

移植後に弱くなった腱に細胞や血管が再生して、

ある程度の強さに回復するまでに3~4ヶ月を要します。

したがってこの間は、再建靭帯を十分に保護しながらリハビリをすすめないと

再び関節が不安定になる危険性がありますので

  1. 早い時期から膝を完全に伸ばさないこと
  2. 正座など膝を深く曲げないこと
  3. ベッド上で下腿のうしろにタオルや手を入れると、下腿を前の方に引っ張り出すので注意すること
  4. 膝を伸ばした状態で大腿前面の筋肉(大腿四頭筋)に力を入れないこと

に気をつけてリハビリを進めていきます。

再建した靱帯がさらに再生するには手術後6〜8ヶ月を要します。

この頃が復帰への目安となります。

ただし、再発を防ぐためには最低でも健側の80%以上の筋力が回復していることが目安となります。

兵庫・大阪で自費の訪問リハビリならエポック

弊社の訪問リハビリは経験豊富な理学療法士、作業療法士、言語聴覚士によるあなただけのリハビリプログラムを提供させていただいております。

兵庫県・大阪府 自費訪問リハビリ 対応疾患

脳血管障害

脳梗塞、脳出血後、くも膜下出血

神経筋障害

パーキンソン病、脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症、ギラン・バレー症候群、筋ジストロフィーなど

脊髄障害

頸椎症性脊髄症、頸椎椎間板ヘルニア、胸椎椎間板ヘルニア、後縦靱帯骨化症、黄色靱帯骨化症、脊髄腫瘍や転移性脊椎腫瘍などの腫瘍性病変、感染症、血腫、脊髄空洞症、脊髄梗塞、脊髄炎、多発性硬化症など

循環障害

狭心症、心筋梗塞、不整脈、心筋症、弁膜症、動脈硬化、静脈血栓塞栓症など

呼吸障害

慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息、咳喘息など

代謝障害

糖尿病、高血圧、脂質異常症、高尿酸血症(痛風)など

運動器障害

骨折、変形性関節症、四肢切断、寝たきり、寝たきりによる廃用症候群など

スポーツ障害

脊髄損傷、脊椎捻挫、野球肘、野球肩、オスグッドなど

兵庫県 自費訪問リハビリ 対応エリア

神戸市

全域

阪神南地域

尼崎市 西宮市 芦屋市

阪神北地域

伊丹市 宝塚市 川西市 三田市(応相談) 猪名川町(応相談)

東播磨地域

明石市 加古川市 高砂市 稲美町 播磨町

中播磨地域

姫路市

大阪府 自費訪問リハビリ 対応エリア

大阪市

全域

豊能地域

池田市 箕面市 豊中市 豊能町 能勢町

三島地域

茨木市 高槻市 吹田市 摂津市

北河内地域

枚方市 交野市 寝屋川市 守口市 門真市 四条畷市 大東市

中河内地域

東大阪市 八尾市

南河内地域

松原市

泉北地域

堺市

お問い合わせはコチラ

-リハビリ

© 2024 自費訪問リハビリなら エポック