リハビリ

気付きにくい骨折 肋骨骨折の可能性があった場合の判断は?

骨折の患者様を担当することはよくあると思います。

はっきりとして受傷機転などがあって、明らかに骨折しているということがわかる骨折がほとんどですが

中には受傷機転もはっきりせず、骨折しているのかも気づきにくい骨折もあります。

その1つが肋骨骨折です。

もちろん、肋骨骨折も転倒などで骨折することもあるので、

その時はわかりやすいですが、普通に生活している中でいつの間にか折れていたなんていうこともあり、

その場合は痛みもそれほど強くもなく、動かさなければそれほど気にならない場合、知らない間に治っていたなんてこともあります。

しかし、中には強い痛みを訴える方もいますので、今回はそんな時のために肋骨骨折について簡単にですがお話します。

肋骨骨折が疑われた時にチェック項目とは

患者様から「なんか肋骨の当たりが痛むんだよな。」と言われたときに

どのようなチェックをすべきなのでしょうか?

肋骨骨折の特徴は以下の通りです。

  • 助骨部の痛み
  • 腫れている
  • 赤・紫色の「あざ」(皮下出血)ができている
  • 圧痛がある
  • 押すと、きしむような音がする
  • 体・肩を動かすと痛む
  • 深呼吸・息を吸うと痛む
  • くしゃみで痛む
  • 笑うと痛む

これらのうち3つほど当てはまるようであれば骨折の可能性があります。

またコルセットなどで固定して痛みが楽になるのであれば、やはり骨折の可能性があるでしょう。

肋骨骨折と打撲の違いとは

この際に難しいのが打撲との鑑別です。

打撲でもほとんど同じような症状が出ますが、両者の違いは

骨折の場合は

  • 深呼吸・息を吸うと痛む
  • くしゃみで痛む
  • 笑うと痛む
  • コルセットなどで固定すると楽になる
  • 押すときしむような音がする

といった症状があるという点です。

また、痛みも骨折が「ズキズキする」「激痛」であるのに対して、

打撲であれば「ジンジンする」「動かさなければあまり痛くない」という違いもあります。

肋骨骨折の場合は受傷してからすぐに痛みが強くなり、激しい痛みが数日続きます。

その後は多少は落ち着きますが、だいたい1か月ほどは痛みが続きます。

打撲の場合もやはり数日間、痛みが続きますが、骨折ほど長引くことはなく1週間程度で痛みは治まってきます。

「思ったより長引いているな」というときも骨折を疑った方が良いでしょう。

少しで肋骨骨折の可能性があるなら整形外科に受診を

いかがでしたか?

肋骨骨折は気が付きにくい骨折ですが、放置しておくと最悪の場合、内臓などに傷をつけて命の危険にもなりえます。

少しでもおかしいなと感じたら、整形外科の受診を勧めましょう。

仮に折れていなくても「骨折ではない」ということがわかるだけでも価値がありますので。

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