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高血圧の基準と隠れ高血圧の危険性

あなたは自分の血圧の平均値を知っていますか?

私は平均120/90mmHgという数値です。

実は少し下の血圧が高いという状況なのです。

自分の血圧の数値を知るということは、自分の身体の状態を把握するということです。

特に高齢になればなるほど、様々な疾患を患う可能性があります。

それは高齢に限らず、私達若年層でも同じことです。

私自身で言えば、糖尿病や高血圧などの生活習慣病のリスクもはらんでいるのです。

あなたは自分の血圧がどれくらいかを理解していますか?

今日は正常な血圧について学んでみたいと思います。

現代社会の3人に一人は高血圧という事実

高血圧はそこまで特殊な疾患ではありません。

実は現代社会の三人に一人は高血圧と言われているのです。

特に隠れ高血圧は多く、「高血圧じゃないと思っていた」という方が大半を占めています。

高血圧は安静にしている状態で正常値よりも血圧が高い状態のことを指します。

運動後や気温の変化によって血圧は上昇することがあるため、

たまたま測定した時に数値が高く出ることもあります。

このような一過性の場合もあるので、

測定を繰り返したうえでも正常値より数値が高い場合に「高血圧症」と診断されます。

高血圧を放置することで心疾患や脳血管疾患などのリスクがありますので

自分の数値がいくらなのかを理解しておきましょう。

高血圧の数値について学ぼう

高血圧は正常高値血圧とされる130/85mmHg以上のすべての場合で

生活習慣の改善が必要とされています。

しかしこの基準は引き下げられており、

今では140/90mmHg以上には、生活習慣の積極的な改善だけでなく、

必要に応じて降圧薬治療も開始することが推奨されています。

つまり前述した私の血圧はギリギリという数値と言えるでしょう。

このように自分の数値と基準値を理解しておくことで

今後自分がどのような行動を取るべきかがわかります。

私の場合であれば、血圧がギリギリアウトという状況ですので

生活習慣の改善や定期的な運動を勧められることでしょう。

いえ、私自身が自分のような患者様が来られたのであれば推奨すると思います。

このように自分の血圧を把握することが重要だということです。

生活習慣の改善はなかなか思うようにいきません。

自分の習慣を改善しようと思うと、かなりの覚悟と行動が必要になります。

行動を変えるためには思考回路を変えなければいけません。

自分自身に甘くいてしまうとなかなか変えられませんので、意志を強くもって対応したいですね。

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