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退院後のリハビリが不安な方へ|脊椎圧迫骨折と自費訪問リハビリ完全ガイド

脊椎圧迫骨折とは?そのメカニズムから理解する

脊椎圧迫骨折(せきついあっぱくこっせつ)とは、椎体(背骨を構成する個々の骨)が上下方向の圧迫力によってつぶれるように変形・骨折する状態を指します。

高齢者に多い骨折のひとつであり、特に骨粗鬆症(こつそしょうしょう)を背景に持つ方では、くしゃみや軽い転倒、日常的な前かがみ動作といったわずかな外力でも骨折が生じます。

好発部位は胸腰椎移行部(第12胸椎・第1腰椎周辺)であり、骨粗鬆症が進行した場合は複数の椎体が同時もしくは相次いで骨折することも少なくありません。

なぜ安静だけでは回復しないのか?廃用症候群のリスク

脊椎圧迫骨折後は骨癒合のための安静が必要ですが、必要以上に安静を続けることが新たな問題を引き起こします。

これが廃用症候群(はいようしょうこうぐん)です。

廃用症候群とは、安静や活動低下によって全身の機能が低下する状態の総称であり、筋力低下・関節拘縮・起立性低血圧・認知機能の低下・深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)など、多岐にわたる合併症を招きます。

高齢者の場合、1週間の安静臥床で約10%前後とする報告もあり、急速に低下すると考えられているとされており、骨折が治癒しても以前の日常生活に戻れないケースが後を絶ちません。

骨折の治療と並行して、いかに早く・安全に離床(ベッドから起き上がり、活動を再開すること)を進められるかが、その後の生活の質(QOL)を大きく左右します。

脊椎圧迫骨折の主な症状

骨折直後から急性期にかけて見られる主な症状は以下のとおりです。

  • 体動時の強い腰背部痛:寝返り・起き上がり・立ち上がりなど姿勢変換で増悪する
  • 安静時痛・夜間痛:急性期には安静にしていても痛みが続くことがある
  • 脊椎の変形・後弯(円背):複数椎体骨折では姿勢の崩れが顕著になる
  • 下肢への放散痛・痺れ:骨折による神経根圧迫が生じると下肢症状を呈する

脊椎圧迫骨折後の離床プログラムとは

脊椎圧迫骨折後の離床プログラムとは、骨折の安定性・疼痛の状態・全身機能を総合的に評価しながら、段階的に活動を拡大していく計画的なリハビリテーションの流れを指します。

「痛みがなくなったら動く」という受け身の考えではなく、痛みを適切にコントロールしながら、安全な範囲で積極的に動き始めるという姿勢が現代のリハビリテーション医学の基本的な考え方です。

第1段階:急性期(受傷〜約2週間)のリハビリ

骨折直後の急性期は、骨の安定性が最も低く、疼痛も強い時期です。

この時期のリハビリは、ベッド上での関節可動域運動・下肢の筋ポンプ運動・呼吸練習が中心となります。

足首を上下に動かすことで下肢の血流を促し、深部静脈血栓症を予防します。

深呼吸の練習は、臥床による肺活量低下や誤嚥性肺炎のリスクを低減します。

コルセット(体幹装具)の適切な装着と、脊椎に過度な負担をかけない安全な寝返り・起き上がり動作の習得もこの段階で行います。

第2段階:亜急性期(2週〜6週頃)の離床・歩行練習

骨折部位の安定性が増し、疼痛がコントロールできるようになったら、座位・立位・歩行練習へと段階的に移行します。

端座位(ベッドの端に座った姿勢)での姿勢保持から始まり、立ち上がり・平行棒内歩行・歩行器歩行・杖歩行へと活動範囲を広げます。

この段階では起立性低血圧(急に立ち上がると血圧が下がり、めまいや失神を起こすリスク)への対応が特に重要です。

長期臥床後の初回離床では、血圧・脈拍・自覚症状を丁寧に確認しながら進めることが求められます。

第3段階:回復期〜維持期のリハビリ(6週以降)

骨癒合が進んだ段階では、骨粗鬆症の進行抑制と再骨折予防を見据えたリハビリへシフトします。

体幹周囲筋(背筋・腹筋・多裂筋)の強化、バランス訓練、日常生活動作(ADL)の向上、転倒予防プログラムがこの時期の中心的な介入となります。

また、骨に適度な荷重刺激を与えることは骨密度の維持・向上にも寄与するとされており、単なる安静との差別化が明確です。

ここで重要なのが、リハビリの場を病院や施設だけに限定しないことです。

生活の場であるご自宅でこそ実践されるべき動作訓練・環境整備が、再骨折防止と在宅生活の継続に直結します。

※ 時期区分(2週・6週など)はあくまで目安で、実際には年齢・骨折の安定性・画像所見で変わるため、一般的な目安であり、個々の状態によって前後します。

自費訪問リハビリが脊椎圧迫骨折の回復に果たす役割

入院中・通院中のリハビリは、医療機関の時間・スタッフ・スペースの都合に合わせたものになりがちです。

退院後に自宅に戻った瞬間、多くの患者様が「リハビリの場がなくなった」と感じるのはそのためです。

自費の訪問リハビリは、まさにその「空白」を埋める専門的サービスです。

① 実生活に即した動作訓練が可能

病院のリハビリ室と自宅では、環境がまったく異なります。

自宅の廊下の幅・玄関の段差・トイレの手すりの有無・ベッドの高さなど、実際の生活空間における動作の安全性を直接確認しながら訓練を進められます。

「玄関の段差が怖くて外出できない」「トイレまで歩く自信がない」といった具体的な悩みに、その場で対応できるのは訪問リハビリならではです。

② 再骨折・転倒リスクの評価と予防

脊椎圧迫骨折を一度経験した方の多くは、骨粗鬆症が進行しており再骨折のリスクが高い状態です。

転倒予防のためのバランス訓練・歩行補助具の選定・自宅の危険個所の確認(ラグマット・照明の暗さ・浴室の滑り止めなど)を、専門職が直接行います。

これは「また骨折するのではないか」という患者様・ご家族の不安を具体的に軽減する介入です。

③ 保険制度の制限に縛られず継続できる

医療保険・介護保険でのリハビリには、実施可能な頻度・期間・単位数に上限があります。

脊椎圧迫骨折後は骨癒合まで数週間から数ヶ月かかるため、その間ずっと必要なリハビリ量を確保するのが保険制度内では難しいケースがあります。

自費訪問リハビリは、患者様の状態と目標に合わせて頻度・内容・期間を柔軟に設計できます。

週に複数回の集中的な介入も、状態の安定後に月数回の維持介入に切り替えることも自在です。

④ ご家族への介護指導と心理的サポート

脊椎圧迫骨折後の在宅生活では、ご家族の介助が必要になる場面が増えます。

安全な介助方法を誤ると介護者側の腰痛を招くだけでなく、患者様の骨折部位に余計な負担をかけるリスクもあります。

理学療法士が直接ご家族に介助技術を指導することで、患者様・介護者双方の安全を守ります。

また、骨折後は「また転んだらどうしよう」という恐怖心(転倒恐怖)から活動意欲が著しく低下する方が少なくありません。

専門職が継続的に関わることで、心理的な不安を和らげながら回復を後押しすることも訪問リハビリの大切な役割です。

自費訪問リハビリの具体的な流れ

初回ご利用時には、担当の理学療法士が詳細な初期評価を実施します。

骨折の部位・受傷からの期間・疼痛の程度・コルセット装着状況・筋力・バランス能力・歩行能力・ADL(日常生活動作)の状況・転倒リスクなどを丁寧に評価します。

骨折の治癒状況については主治医の指示・診断書を確認し、安全な介入範囲を明確にした上でプログラムを組みます。

その後、患者様・ご家族と短期目標・長期目標を共有します。

「まずトイレまで自分で歩けるようになる(短期)」「3ヶ月後に近所のコンビニまで一人で外出できる(長期)」といったように、生活に根ざした目標設定を行います。

プログラムは定期的に再評価し、骨癒合の進行・疼痛の変化・筋力の回復状況に応じて内容を更新します。

最終的には自主トレーニングプログラムの定着と生活習慣の確立により、リハビリへの依存を減らし、自立した在宅生活の継続を目指します。

こんな方に自費訪問リハビリをおすすめします

  • 脊椎圧迫骨折後に退院したが、リハビリの場がなくて不安な方
  • 入院中のリハビリだけでは十分に回復できなかったと感じている方
  • 保険リハビリの回数・期間が終了したが、まだ歩行や日常動作に不安がある方
  • 「また骨折するのではないか」という恐怖から外出・活動が減っている方
  • 介護しているご家族が正しい介助方法を知りたい方
  • 病院への通院自体が困難で、自宅でのリハビリを希望する方

よくあるご質問

Q. 骨折後どのくらいで自費訪問リハビリを開始できますか?

主治医の許可が得られた段階からご利用いただけます。

入院中から退院後の継続的なリハビリとして活用される方もいれば、退院後しばらく経ってから「やはりリハビリを続けたい」とご相談される方もいます。

時期を問わずまずはご相談ください。

Q. コルセットをしたままリハビリできますか?

はい、コルセット装着のままで実施可能なプログラムを提供しています。

骨癒合の進み具合に応じてコルセットの使用を徐々に減らしていく段階的なアプローチも、主治医の指示のもとで対応しています。

Q. 骨粗鬆症の治療と並行して行えますか?

はい、むしろ並行して行うことを推奨します。

骨粗鬆症の薬物治療によって骨密度を維持・回復させながら、荷重運動・バランス訓練を行うことが再骨折予防の観点から非常に重要です。

内科・整形外科の治療と連携しながらリハビリを進めます。

まずはご相談ください|無料相談受付中

「退院後のリハビリをどう継続すればいいかわからない」「家族の骨折後の回復をしっかり支えたい」「また転倒・骨折しないか毎日不安」――そのようなお気持ちに、専門職が真摯に向き合います。

エポックでは、脊椎圧迫骨折後の離床プログラム・在宅リハビリについて、無料でご相談をお受けしています。

お電話・メールフォームのいずれからでもお気軽にご連絡ください。

国家資格を持つ理学療法士が、患者様とご家族の安心できる在宅生活の実現を全力でサポートいたします。

退院後の不安、リハビリ継続のご相談、まずはお気軽にお問い合わせください。

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