エポックリハビリはインターネットを使い自分で探しました。
ーはじめにエポックの訪問リハビリサービスを利用しようとしたきっかけを教えてください。
まず、はじめに系列の病院があるのですが、そのこの通所リハビリを考えていたのですが、
介護サービスは全部ここ(施設内)で使わないといけないと言われまして。
インターネット使って自分で自費のリハビリを探してたら、たまたまエポックを知ることが出来たのです。
料金のところを子どもたちと相談して、「この金額ならまだ余裕あるから大丈夫だよ」という話になり、
週2回程度お願いしてみようかと話になりました。
ーもともとインターネットは使われていたのですか?
いえいえ。
今までは難しいという気があったので全然使ったこともなかったです。
兄貴も「買ったるぞ!」と言ってくれていたのですが、分厚い説明書は勘弁ということで…。
けど、施設のレクレーションはしりとり遊びばかりで、さすがにそれはあまりしたくないので娯楽室のパソコンを触るようになりました。
反骨心からどうしても歩きたかった。
ー実際に訪問をスタートしましたが、実際どういったきっかけで利用を始めましたか?
まずは、杖歩行から自力での歩行が出来るようにしたい。
今であれば好きな演歌歌手のコンサートに自分ひとりで行き、前の席で大きな声で声援を送りたいという簡単な動機ですね。
あと2020年の東京オリンピックがあるということで、これを機会に関東に住む娘に会いに行き、
どんな家を建てたのか見てきたいし、オリンピックの雰囲気を味わいに行きたい。
ーオリンピックは行きたいですよね。僕も見に行きたいです!
それと別に一番のきっかけがあるのですよ。
というのも、以前利用していた施設のスタッフの方に
「急性期を過ぎれば、中々改善は難しいですよ。リハビリやっても気休め程度しかできないですよ」
と言われたことがありまして。
その言葉にとても反骨心を持っており、「絶対に歩けるようになって見返してやりたい」と思いが強くあるのです。
ー日本の制度的にどの段階でもリハビリを希望する人たちは、思う存分リハビリが出来れば良いのですが。
現状では難しいところですね。
昔、一度は杖で歩くことが出来ていたし。
なんでしたら、杖を浮かしてでも歩けていたので、また頑張ったら
同じようにできるのではという気持ち。
そして、頑張ることでまた新しい夢が広がるのではと思っています。
今の様に歩けるとは正直思わなかったです
ーでは、実際にリハビリを進めていますが、率直な感想はいかがですか?
最初はコレ(車いす)に乗ってばっかりでしたけど、今の様に歩けるとは正直思わなかったです。
娘にはメールで「今日はこんなに歩けた」とか「まだまだ、こんな課題があるから頑張っているよ」と
メールで連絡をしています。
あとは、小学校の教師をしていたころの教え子が4年に1回同窓会をするんですが、
今でもそこに行けるのが嬉しいですね。
あのままでは、行くこと出来なかったかもしれないですから。
ーそうですね。リハビリを受けて身体が動くように、元気になったから今でも外に出ることが出来ている。
寝たきりになったら、同窓会には参加しにくいですしね。
そうですね。寝たきりだけはなりたくないです。
やっぱり返事を早くしてくれるのはうれしかった
ーそれでは、エポックのリハビリで嬉しかったことってありますか?あの時のあれが良かったとか?
いろいろなことをメールや直接相談しても、すぐに返してくれる。
あるいは次の週来てくれた時にアドバイスをしてくれるというのは、
やっぱり返事を早くしてくれるのはうれしかった。
トレーニングしているときに「ただ、重さを増やしていたらいいというのは間違いやで」と教えてくれた時。
ーありましたね。自主トレの方法ですね。
今の自分の身体にとってどんな方法が効果的か教えてくれた時はうれしかった。
僕たち素人は回数増やして、いっぱいすればそれが一番いいと簡単に考えてしまうんですが。
専門的なアドバイスをくれるというのは大きいですね。
さっきも教えてもらったリハビリの方法も明日から頑張ります。
ーあまり、張り切りすぎて無理しないでくださいね。
大好きなコンサートとオリンピック
ーそれでは最後に目標を!
もうそれは大好きな歌手のコンサートに行く、そして前の席で大きな声援を送るということですね。
あとは東京オリンピック。
島津亜矢ちゃんと書いてくださいね。
コンサートじゃ誰のかわかりませんから(笑)
最高ですから、また聞いてみてください。
ー分かりました。今度チェックしておきます。それではインタビューを終わりたいと思います。
ご協力ありがとうございました。