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回復期リハビリ単位数について | 自費リハビリならエポック

回復期ではなぜ9単位リハビリを実施すべきなのか

回復期でのリハビリ単位数が9単位である理由について疑問を持たれている方もいらっしゃると思います。

  • なぜリハビリ時間は9単位と決められているのか?
  • もっとリハビリ時間を延ばせばよくなるのか?
  • その根拠は何なのか?

そう感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は海外の文献も踏まえて、なぜリハビリの単位数が9単位に設定されたのかを

まとめてみましたので、ご紹介したいと思います。

1日3時間のリハビリが脳の可塑性を向上させる

今の日本のリハビリテーションについては2006年度の診療報酬の改定で

リハビリの1日の算定上限は6単位から9単位に引き上げられました。

それに伴い

脳卒中患者に対して6単位のリハビリ群と9単位のリハビリ群で

効果を比較した研究は多数報告されています。

一例を挙げると、1日のリハビリ時間を9単位とすることで、

  • 麻痺側の運動機能
  • 機能的自立度評価法(FIM)
  • 自宅復帰率
  • うつの改善
  • 死亡率

良い成績を残す傾向にあると研究報告が提出されています。

リハビリの量が多いほどADL回復が良い

2020年に報告されたアメリカの『脳卒中患者の機能的利得に対する毎日のリハビリテーション時間の用量反応効果』では、

入院中の1日3時間以上のリハビリテーションは神経可塑性を高めることができ、

脳卒中の回復に必要な訓練量であると報告されていることから、

日本の回復期リハビリテーションにおける1日9単位が上限であると言われているのではないかと言われています。

日本リハ医学学会でも独自に調査を進めており、リハビリの量が多い患者ほどADL回復が良いことを示しています。

例としては1日の算定上限の9単位に自由診療分2単位の計11単位のリハビリを行うことで

重度片麻痺から杖なし歩行自立、

麻痺側上肢も実用レベル

まで回復した症例も報告されていることから、

訓練量の引き上げを厚生労働省に要望を出しているそうです。

以上の点から1日3時間9単位以上のリハビリが推奨されているのでしょうね。

実際に、弊社の自費訪問リハビリで1日3時間のリハビリを実施することで、

重度の麻痺を患っておられる患者様が約2年で歩行レベルにまで到達しました。

リハビリを積極的に行うことは、機能回復にとって非常に重要

在宅でのリハビリは生活習慣の中で、ADLの活動量をいかに増やしていくかを考えていかなければいけません。

生活期リハビリは主体的な活動が主になります。

急性期、回復期でのリハビリは受動的なプログラムが多くなりますが、在宅では主体的に今日何をするかを考えて活動していくことが求められます。

家屋改修や環境の整備を行うことで、自分で主体的に行動し、生活スタイルを確立していくことで、ある程度の改善がみられるケースも報告されています。

  • 地域の中での社会活動に参加ができるようになる
  • 目標としていた場所に行くことが可能になる

これからのリハビリテーションはこの点も考えてリハビリを進めていく必要があると考えます。

引用文献

Dose-Response Effect of Daily Rehabilitation Time on Functional Gain in Stroke Patients

在宅リハビリテーションと理学療法

Effect of increased Training Time in a Convalescence Rehabilitation Ward

在宅訪問サービスの継続要因および訪問リハビリテーションが要介護高齢者に与える影響

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